すごいぞ茶カテキン! 第1回 免疫力をアップする「エピガロカテキン」


近年高い健康作用が次々と明らかになっているカテキン。特に、茶カテキンと呼ばれる緑茶特有のポリフェノールは、生活習慣病の予防や抗菌&抗ウイルス作用などが注目され、医薬品への応用も始まっています。今回は、そんな茶カテキンの中でも、免疫力を高めることで知られる「エピガロカテキン」をご紹介します。おうちでも簡単にエピガロカテキンたっぷりの緑茶がつくれるレシピもご紹介。毎日の緑茶習慣が、あなたの健康をサポートしてくれます。

 

医学会も注目する、茶カテキンとは?

茶カテキンとは、緑茶特有のポリフェノールのこと。苦みや渋みのもとになる物質で、高い健康作用が注目されています。

茶カテキンには

・エピカテキン

・エピガロカテキン

・エピカテキンガレート

・エピガロカテキンガレート

の4種類があり、緑茶に含まれるカテキンの約6割はエピガロカテキンガレートがしめています。茶カテキンには、抗菌・抗ウイルス作用や抗酸化作用、血圧上昇抑制作用などが認められていますが、カテキンごとにその作用は異なります。

「エピガロカテキン」は粘膜免疫系の働きをよくする

人の体内に菌やウイルスなど病原体が侵入した際、まず粘膜免疫系が粘膜内への侵入を防ごうと働きますが、エピガロカテキンは、この粘膜免疫系の働きを高めるのだそうです。このような機能性が評価され、エピガロカテキンは、免疫力を高める物質として、近年雑誌やテレビなどでも取り上げられるようになりました。

「エピガロカテキン」たっぷりの緑茶を手軽に手づくりしよう!

実は、茶カテキンの約6割をしめるエピガロカテキンガレートがエピガロカテキンの働きを弱めてしまうため、エピガロカテキンガレートが抽出されにくい水出しや氷出しなど低温抽出がおすすめです。

■水出し&氷出し緑茶のつくり方

材料:1回分

茶葉 2~3g

冷水 100ml(水出しの場合)

氷 カップ1杯(氷出しの場合)

つくり方:

容器に茶葉を入れ、そこへ冷水または氷を入れて冷蔵庫で冷やす。水出しは1時間くらい、氷出しは氷がとければ飲み頃です。茶葉をこしてグラスに注いでできあがり。

参考HP:日本カテキン学会

http://www.catechin-society.com/

<まとめ>

いかがでしたか?今回は、免疫力アップが期待される「エピガロカテキン」をご紹介しましたが、茶カテキンにはその種類ごとにまだまだ驚くような健康パワーがあります。例えば、エピガロカテキンとは逆に高温で抽出することでたっぷりと緑茶に溶け出すエピガロカテキンガレートは、抗ウイルス作用が確認されていますが、中でも抗インフルエンザウイルス作用は大きな話題となりました。このように緑茶は一つの茶葉を飲み分けることで、日常に潜むさまざまな病気を防ぐことができます。みなさんも一緒に、毎日の緑茶習慣で健康をサポートしてみませんか?