食欲の秋の体重増加は、緑茶で乗り切ろう!


夏の暑さもやわらいで、食欲がムクムクと出始める秋。しかも、「実りの秋」というように、おいしい誘惑が数しれず。思いに任せて食べていると、いつのまにか体重が増えてしまった!という経験はありませんか?そんな秋こそ取り入れたいのが緑茶です。今回は、おいしいものをいただきつつ、体重の増加も抑えてくれる、世の女性たちの救世主“緑茶パワー”をご紹介します。

体重増加を抑える決め手は、緑茶のカテキンとビタミンC

日本の中でも、ご長寿県として有名な茶所静岡は、お茶の消費量が多い県としても知られています。1日に10杯以上飲む人も珍しくなく、健康長寿の源として医学界でも注目されているほど。そんな緑茶は体重増加を緩やかにしてくれる飲み物としても知られています。なぜ、緑茶を飲むと体重の増加が抑えられるのか。その鍵となるのが、緑茶に含まれるカテキンとビタミンCです。まずカテキンは、体脂肪を燃やすドリンクの成分としてうたわれているほど、脂肪代謝を促進する作用やコレステロールの吸収を抑える働きがあります。また、ビタミンCには脂肪の吸収を妨げたり、ストレスによる暴飲暴食を招いてしまうホルモン・コルチゾールの分泌を抑える作用があります。これ以外にも、カフェインが脂肪の分解を活性化させ、血糖値の上昇をゆるやかにするなど、緑茶には“太らない”ようにする成分がたくさん含まれているのです。

緑茶の飲み方で結果が違ってくる!

緑茶といってもさまざまありますが、急須で淹れた緑茶がおすすめです。飲み方を少し工夫するだけで、より効果が期待できます。

1.食事の前に温かい緑茶を一杯飲む

食事の10分ほど前に、温かい緑茶を一杯飲むと脳の満腹中枢が刺激され、食欲を抑えてくれます。ゴクゴク飲まずに、ゆっくりと時間をかけて飲むようにしましょう。

2.食後は80度以上の熱湯で淹れた緑茶を一杯飲む

脂肪代謝を促進したり、コレステロールの吸収を抑えるなどの働きがあるカテキンは、80度以上のお湯で淹れることでより多く溶け出すと言われています。朝昼晩、3食のあとはもちろんのこと、脂肪の元となる糖質が多いおやつの後にも一杯飲みましょう。

3.運動前にも緑茶を忘れずに

カテキンが多く含まれている緑茶は、運動前に飲むことで、脂肪をより燃えやすくしてくれます。体にカテキンがしっかり吸収される、運動の30分くらい前に飲むとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?せっかく食べる楽しみが増える秋、おいしくそして健康的にいただきたいですよね。そんな時こそ、緑茶の出番。急須で淹れた温かい緑茶を保温ポットで持ち歩けば、節約もできて一石二鳥です。もちろん、一度80度以上で淹れた緑茶にはたっぷりのカテキンが含まれているので、冷やしたものでも大丈夫。秋に限らず、食事の前後と運動前に緑茶を飲む習慣をつければ、1年中脂肪の代謝を助けてくれます。とはいいつつ、過度な暴飲暴食には気をつけてくださいね。