茶殻や古くなった茶葉は捨てずにリユース!掃除や料理に活用しよう!


飲んだ後の茶殻や賞味期限切れの茶葉、みなさんはどうしていますか?もし捨てているのだとしたら、ぜひ試してみてほしいのが今回ご紹介する活用術です。実は、緑茶は飲む以外にも暮らしのさまざまな場面で使うことができ、料理や掃除などにも役立ちます。つくり方や使い方も簡単なので、面倒くさがりやさんでも、気負わず無理なくできますよ。ぜひ、年末の大掃除やおせちづくりにもお役立てください。

活用術その1「お香として使う」

緑茶には、リラックス作用があるといわれている「青葉アルコール」や火を入れることで生まれる香ばしい「ピラジン類」など、特有の香り成分が含まれています。そんな緑茶の香りを楽しもうと生まれたのが、お茶に熱を加えて香りをたたせる「茶香炉」。使う茶葉は、新しいものだけでなく、古くなった茶葉や茶殻でもOK!お茶屋さんの前を通ったときのなんともほっこり癒される香りを、自宅でも楽しむことができます。

活用術その2「除菌に使う」

緑茶に含まれるカテキンは、殺菌・抗菌作用で知られています。なかでも食中毒予防に大きな力を発揮することから、まな板や赤ちゃんが口に入れるおもちゃや食器、たくさんの人が触れるドアのノブや手すりなどの除菌にぴったりです。新しい茶葉ならちょっともったいない気がしてしまいますが、茶殻や古くなった茶葉なら遠慮なく使えますよね。茶殻をふきんで包んだものや固く絞ったティーバッグで気になるところをさっと拭くことで、お手軽に除菌ができるそうです。

活用術その3「消臭剤として使う」

活用術その2でご紹介したカテキンは、消臭にも大活躍。ニオイのもととなる成分と結合して中和したり、腐敗臭のもととなる雑菌を殺菌・抗菌したりすることで、気になるニオイをノックアウト!靴箱や生ごみなどの消臭に使えるほか、これからの季節、あのブーツの嫌な臭いもスッキリ解消できますよ。茶殻や古くなった茶葉をフライパンで炒って水分を飛ばし、通気性のある袋に入れるだけで簡単につくることができます。

活用術その4「料理の下処理や食材に使う」

カテキンの消臭作用は食材の臭み消しにもおすすめです。茶殻や古くなった茶葉で淹れた緑茶で、生魚をさっと洗ったり、お肉を煮たりすると生臭みがとれ、料理のできがワンランクアップ!また、出汁のかわりに旨みたっぷりの緑茶を使ったり、茶葉のおひたしや天ぷらにするなど、食材としてもおいしくいただけます。

 

※こちらの記事もご参照ください

捨てるなんてもったいない!茶殻活用術

<まとめ>

いかがでしたか?茶殻や古くなった茶葉を捨ててしまうなんてもったいないですよね。昔は茶殻をまいて、畳の掃除をしていたことは知られていますが、単にホコリをからめとるだけでなく、除菌までしていたなんて驚きです。これからの季節、大掃除やおせち料理の煮豚や魚料理の下処理にも緑茶はぴったり。緑茶を大いに活用して、年末年始の準備もお財布にやさしく軽やかに、緑茶パワーで楽しく乗り越えましょう。