家族みんなで楽しめる、「カフェインレス」緑茶を手づくりしよう!


緑茶やコーヒー、紅茶など、普段何気なく飲んでいるものに意外と多く入っているカフェイン。気分がシャキッとしたり、眠気が和らいだりとメリットがある反面、妊娠中や授乳中は控えなければならなかったり、摂りすぎると頭痛や不眠などさまざまなデメリットも。そんなカフェインを気にせずにティータイムを楽しめるのが「カフェインレス」飲料です。最近では、スーパーでも気軽に手に入るようになりましたが、聞いたことや飲んだことはあっても、カフェインレスがどのようなものなのか、よく知らないという人も多いはず。そこで今回は、カフェインレス飲料の魅力をご紹介します。

「カフェインレス」とは?

カフェインレスの「レス」は、英語で「少ない」を意味する「less」のこと。さまざまな方法で緑茶やコーヒーなどからカフェインを取り除いた製品に表示されています。日本では、全国公正取引協議会連合会が定めた規約に準じ、90%以上のカフェインを取り除いたコーヒーにのみカフェインレスという表示ができますが、緑茶や紅茶などにはその決まりはありません。デカフェもカフェインレス同様少量のカフェインが含まれています。カフェインを100%除去したもの、もしくはカフェインを含まない飲み物は、カフェインゼロやノンカフェインと表記されています。

「カフェインレス」のメリット

妊娠中、授乳中でも安心して飲める

胎児や幼児への影響から、妊娠中や授乳中はカフェインを控えることが推奨されています。カフェインレスなら、大好きな緑茶やコーヒーも我慢することなく飲むことができ、ストレス解消にも役立ちます。

長距離の移動も安心

利尿作用の強いカフェインを含む飲み物は、車や飛行機など長距離移動の際、トイレに困ることも。その点、カフェインレスなら安心です。

寝る前や夜間の水分補給にも使える

覚醒作用のあるカフェインは、摂りすぎたり、就寝前に飲むと不眠のもとに。カフェインレスなら、寝る前でも気にせず緑茶やコーヒーを楽しむことができます。

「カフェインレス」緑茶は、おうちで手づくりできる!

緑茶は高温で抽出すればするほど、カフェインの含有量が増えるといわれています。そのため、低温抽出(氷出し)すると、妊娠中や授乳中はもちろん、小さなこどもや就寝前でも安心して飲むことができるカフェインレス緑茶を手軽につくることができます。しかも、低温抽出なら近年脳をリラックスさせる成分として注目されているテアニンの作用もより実感できるそうです。手づくりのカフェインレス緑茶は、脳のリフレッシュにもぴったりな飲み物ですね。

 参考HP:農研機構 「なるほど・ザ・ 水出し緑茶!」

https://www.naro.affrc.go.jp/laboratory/nifts/t_contents/mizudashi_ryokucha/detail.html

<まとめ>

いかがでしたか?緑茶はカフェインの含有量が多いにもかかわらず、飲むとほっとしますよね。これは、緑茶に含まれるテアニンがカフェインによる覚醒作用を和らげているからなのだそうです。低温抽出した緑茶には、免疫力を高める成分として知られる緑茶特有のエピガロカテキンも含まれています。「カフェインレス」&健康作用、両方のいいとこ取りができる水出しや氷出し緑茶をぜひ一度試してみてくださいね。