開封した茶葉は冷蔵庫で保存していいの?お茶のおいしさを長く楽しむ保存方法


豊潤で爽やかな香りが漂い、お茶本来の風味が十分に楽しめる買ったばかりの茶葉。その香りや風味をできるだけ長く保ちたいと思って、冷蔵庫で保存していませんか?実はその方法が茶葉の劣化を早めてしまうのです。どうして茶葉を冷蔵庫で保存しない方がいいのか。そして、ご家庭でもできる正しい保存方法について解説していきます。

吸着性の高い茶葉が他の食品の臭いを吸い取ってしまう

茶番は臭いを吸い取る高い吸着性が備わっています。この特性を生かして、茶殻を消臭剤として再利用するといった生活の知恵が紹介されていますが、冷蔵庫保存の場合はこの特性が逆効果に働いてしまいます。冷蔵庫にはいろんな食品が保存されていて、中には臭いの強い食品も含まれています。そうした食品の臭いを茶葉が吸い取ってしまうため、著しくお茶の香りが失われてしまうので、ぜひ気を付けたいところです。

室内との温度差で生じる結露に注意

一般的に、茶葉の保存に適しているのは、温度が一定で日光が当たらない「冷暗所」です。冷暗所と聞いて冷蔵庫を思い浮かべる人も多いのですが、茶葉にとって冷蔵庫は冷えすぎる環境であると言えます。というのも、冷蔵庫から茶葉を取り出した際に、室内温度との差によって結露が生じてしまうから。茶葉に含まれる水分量が多くなると、著しく成分の酸化が進んでしまうため、極端な温度差が生じるような保存場所は避けなければなりません。

お茶のおいしさを守る4つのポイント

では実際に、ご家庭でもできる正しい茶葉の保存方法を紹介します。ポイントは4つ。ちょっとした手間で、お茶のおいしさを長く楽しんでいただくことができます。

香りを逃がさない・移り香させない

臭いを吸着する効果を持つ茶葉ですから、他の食品と同じ容器に入れたり、臭いが強い食品と同じ場所に保存したりしないようにしましょう。さらに、保存中もできるだけ香りを閉じ込めておくために、密封できる容器や袋に入れておくのがおすすめです。

温度による品質の変化を最小限に

茶葉はできるだけ涼しい場所に保存して、温度変化を少なくするのがコツ。特に高温になる環境は避けましょう。開封したお茶は、寒い季節なら10日間程度で飲み切り、夏は7日間を目安に飲み切るのが理想です。とはいえ、必ずしも目安の期間通りに消費できるとは限らないため、できる限り涼しい場所に保存してください。特に家電製品の近くは避けるべき。電子レンジやトースター、電気ケトルなどから発生する熱は、茶葉の大敵です。

酸化と光による変色を防ぐ

茶葉は非常にデリケートで、日光はもちろん蛍光灯などの光でも劣化が早まってしまいます。光には茶葉を変色させる特性がある他、日光によって「ひなた臭」という異臭を発生させることがあります。また、空気と触れることで酸化が進み、カテキンやビタミンCといった成分が失われてしまうため、光や空気と接しないように注意が必要です。茶筒やお菓子の缶など、空気や水分をシャットアウトできる容器に保存しましょう。

湿気から遠ざけて水分量を一定に保つ

急激な温度変化による結露にも注意しなければなりません。袋や容器などが結露して生じた水分が原因で湿気ってしまったり、茶葉の水分含有量が増えてしまったりします。袋や容器内の結露を防ぐ効果的なアイテムが乾燥剤。袋菓子や乾物に入っている乾燥剤などを再利用するのがおすすめです。

消費ペースに合った量で購入する

茶葉のおいしさを長く保つための方法を紹介してきましたが、どんなに気を付けて保存しても茶葉の品質は劣化していくものです。できるだけ開封したての香りや風味を長く楽しみたい場合は、自分が消費するペースに合ったサイズで購入して、定期的に追加購入するのがおすすめ。大井川茶園の商品は、全国の食品スーパーや量販店でも数多く販売しているので、お近くの店舗でお茶コーナーをぜひのぞいてみてください。また、公式ネットショップに加えて、楽天市場でもご購入いただけます。上質なお茶をお手頃価格で販売していますので、お気軽にご利用ください。