美容大国、韓国も注目!緑茶入りのコスメが人気


体によいとされる成分が豊富に含まれている緑茶は、実は今、コスメ業界からも注目が集まっています。お隣の美容大国韓国でも、緑茶入りの化粧品が販売され輸出された欧州などでも人気に。緑茶入りのものをわざわざ買い求める人が増えているようです。そこで今回は、なぜ緑茶がコスメの成分として人気なのか、その秘密を探ってみました。

■緑茶の葉には、肌のお手入れにぴったりな成分がたっぷり

緑茶の成分を紐解けば、コスメに使われる秘密が分かってきました。

・肌荒れを防いでくれる緑茶カテキン

緑茶の代表的な成分「カテキン」には、強力な殺菌効果や抗酸化作用があります。ニキビ予防など肌荒れほか、シミ・そばかすなどを防いでくれると言われています。

・美白に導いてくれるビタミンC

通常熱に弱いとされるビタミンCも、カテキンによる作用で壊れることなく豊富に含まれているという緑茶。美白やニキビあとなど炎症の改善、シミやシワ防止などアンチエイジングも期待されています。

・茶葉から抽出した保湿成分

化粧品メーカーなどが独自に茶葉から抽出した保湿成分も人気の一つ。化粧水やフェイシャルパウダーの成分として使われています。

・実は古くから保湿成分として愛用されていた、茶の実油

緑茶の花が咲き終わり1年ほどすると実がなります。この実を搾油して抽出したものが茶の実油です。一般的に知られている椿油同様、肌や髪のお手入れに日本では古くからよく使われていました。肌を乾燥から守ってくれる天然の成分として人気です。

緑茶は体の外からも美肌へと導いてくれる天然成分がたっぷり含まれているため、日本のみならず、オーガニックに敏感な世界からも美肌成分として注目されているようです。

■緑茶を使った美肌スキンケアは、自宅でもできる!

今でこそ、コスメの成分として注目されていますが、緑茶は昔からスキンケアに使われてきました。そんな自宅でもできるスキンケアをご紹介します。
※お試しになる場合は必ずパッチテストをする、医師に相談するなど事前確認をしてください。

・緑茶洗顔

80℃以上のお湯でたっぷりカテキンを抽出した緑茶を使った洗顔方法。石鹸などで顔の汚れを落とし数回ぬるま湯ですすぎます。その後、仕上げに冷蔵庫で冷やした緑茶でやさしく再度すすぐだけ。緑茶成分が残るように、タオルオフでフィニッシュ。

・緑茶はちみつパック

粉末緑茶、水、はちみつ、小麦粉を同量でまぜるだけの簡単パック。洗顔後の肌に塗って5分ほどで洗い流しましょう。週1回くらいの頻度がおすすめです。

・緑茶入浴

お茶のパックや目の細かい洗濯ネットに入れた緑茶の茶葉(出がらしでOK)を浴槽に浮かべ、緑茶成分がたっぷり染み出たお湯につかる入浴法。温度の高いお湯や、長時間入浴は逆に肌を乾燥させてしまうので、肌の乾燥を防ぐ38℃ぐらいのお湯に15分程度がよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?緑茶成分を使ったコスメはプチプラから高級なものまでたくさんあります。ぜひインターネットなどで好みのものを探してみてくださいね。もちろん、緑茶は飲むことでも美肌へと導いてくれます。夏は冷たい緑茶でぜひ、涼も美肌も手に入れてください。