食欲の秋にも、冬太りにも、緑茶で体脂肪を減らそう!


過ごしやすく美味しいものに溢れる秋は、自然と食欲が増しますよね。加えて、ハロウィンや度重なる忘年会、クリスマスにお正月とこれからは、暴飲暴食になりがちなイベントが続く季節。「気を付けてはいるけれど、毎年冬太りしてしまう!」という人も多いのではないでしょうか?そこで今回ご紹介するのは、緑茶を使った冬太り予防法。なんと、飲むだけで体脂肪を減らしてくれるという夢のような力が緑茶にはあるらしいのです。なぜ体脂肪が減るのか、その秘密に迫ります。

緑茶に含まれるガレート型カテキンが、体脂肪を減らす!

緑茶には、健康増進に繋がるさまざまな成分が含まれています。その中でも特に有名なのが、カテキン。

・抗ウイルス作用
・抗菌作用
・がん予防
・コレステロール抑制作用

など多様な効果が認められています。

そんな中、体脂肪低下に対しての研究もおこなわれており、ある研究では、ガレート型カテキンが含まれる飲み物を飲んだ人達の脂肪低下が認められるなど、さまざまな研究で体脂肪低下作用に対しての有用性が明らかになってきています。

ガレート型カテキンたっぷりの緑茶は、自宅でも簡単に作れる!

緑茶には、8種類のカテキンが含まれていますが、ガレート型カテキンに属するものは4つ。その一つ、エピガロカテキンガレートをたっぷり含んだ緑茶を自宅でも簡単につくることができます。食事とともに飲むことで、脂肪の吸収が穏やかになり、結果、体脂肪低下に繋がると言われています。

ガレート型カテキンたっぷり緑茶の作り方

材料:2人分
緑茶の茶葉 4g
お湯 200ml

作り方:
1. 茶葉を急須に入れる
2. お湯を湯呑にそそぎ2~3分冷ます
3. 2のお湯を急須にそそぐ(この際のお湯の温度は、70℃~80℃くらいが最適)
4. 30秒ほど抽出して湯呑にそそぐ

エピガロカテキンガレートは、82℃以上になると、加熱による変化が起こると言われています。また、20℃以下の低温でも抽出されにくくなってしまうため、70℃以上~80℃以下で抽出すると味わいも成分も楽しめるおいしいお茶になるようです。エピガロカテキンガレートは、高い抗酸化力を持つことも知られていて、その作用はビタミンCの約90倍、ビタミンEの約23倍もあるのだとか。

また、エピガロカテキンガレートを最大限に摂るには、お茶ガラを食べる方法もあります。過去の記事に色々レシピも掲載していますので、参考になさってくださいね。

■捨てるなんてもったいない!茶殻活用術

■新茶の季節は、茶葉もおいしく食べよう!

<まとめ>

いかがでしたか? だんだんと寒くなってくるこの季節、たくさん食べてしまうイベントだけでなく、寒さで運動量も減ってきます。運動不足による冬太りの予防にも、エピガロカテキンガレートたっぷりな緑茶は、おすすめです。カテキンは発酵による影響をとても受けやすいですが、お茶の種類の中でも発酵をとめて作られる緑茶にはその影響がなく、エピガロカテキンガレートが一番多く含まれているそうです。冬太りが気になるこれからの季節、食事のおともにぜび緑茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。