緑茶を飲めば飲むほど、長寿になる!?緑茶の新常識とは?


世界で、常にトップクラスの平均寿命を誇る日本。厚生労働省のまとめによると、2019年の日本人の平均寿命は、女性87.45歳、男性81.77歳と、昨年も過去最高を記録しました。一方で、心身ともに自立し、健康的に生活できている健康寿命は、年々平均寿命との差が縮まってはいるものの、男性で約72歳、女性で約74歳となっています。「死ぬまで現役、元気に生き生きと暮らしたい」、できることならそう在りたいですよね。そんな切実なる願いの実現を、実は緑茶がサポートしてくれるんです。今回は、そんな健康寿命をのばすお手伝いをしてくれる、緑茶のすごい作用をご紹介します。

緑茶をたくさん飲む人は、要介護認定率や死亡率が50%も低下する!

静岡県が、2014年から県内35市町の高齢者約1万人を対象にはじめた追跡調査によると、緑茶を1日7杯以上飲む人は、ほとんど飲まない人に比べて要介護認定や死亡の割合が47%も低いことが分かりました。また1日1~3杯であっても31%低く、飲む量が増えるほど介護を必要としない健康寿命がのびる傾向にありました。緑茶にはカテキンを含むさまざまな健康成分が含まれていることは知られていますが、介護予防の効果を調査で明らかにしたのは初めてで、静岡県ではこのデータをもとに、県民に緑茶の定期的な摂取を勧めています。

高温、水出し、氷出し。抽出する温度で、健康成分が変わる!

緑茶は、お湯の温度を変えることで、摂りたい健康成分を狙って抽出することができます。

例えば、

・80℃以上の熱湯で抽出した場合
抗酸化作用が強いといわれる「エピカテキン」や「エピガロカテキンガレート」を多く抽出することができます。

逆に
・水出しや氷出しなど低温で抽出した場合
疲労回復作用のある「アスパラギン酸」や安眠やリラックス作用が注目されている「テアニン」、免疫力アップ作用のある「エピガロカテキン」がたっぷり含まれた緑茶を淹れることができます。

茶葉によって、もっとも美味しく感じられる抽出温度は異なりますが、健康成分を優先するのであれば、上記の抽出方法がおすすめです。また高温の場合、緑茶はカフェインが多く、渋みや苦みが出やすいことも知られていますが、水出しや氷出しなど低温であれば、カフェインもほとんど含まれず、甘くまろやかな味わいになるので、寝る前やお子さまでも安心して飲むことができます。

■参考:静岡新聞NEWS「緑茶飲むほど…介護予防に効果、死亡率も低下 県内全市町調査」
https://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/726103.html

<まとめ>

いかがでしたか?静岡県は元々ご長寿県としても有名ですが、その背景には茶処ならではの緑茶習慣があるようです。高温、低温どちらで淹れても、緑茶には体が喜ぶ健康成分がたくさん入っています。朝はシャキッと目が覚めるカフェインたっぷりの高温抽出、夜は1日の疲れを癒すアスパラギン酸やテアニンが豊富な低温抽出など楽しみ方も色々。ぜひみなさんも、1日7杯以上の緑茶による健康習慣で、いつまでも元気に長生きできる体づくりをはじめてみてください。