-社長挨拶-

『SDGs・ESG・カーボンニュートラルへの道』

 株式会社大井川茶園、代表取締役会長兼社長の雪嶋と申します。
私の原案「まんがでわかるSDGs」(PHPエディターズ出版)は、一2019年10月に発売以来、5万部越えのヒット書籍となりました。
また、SDGs・ESG(※1)関連商品の当社第一弾として、2020年11月に発売した『癒しの禅』静岡抹茶入り緑茶カートカン195グラムは、二ヶ月で100万本を超える販売数を記録しましたが、この商品はWFP(国連世界食糧計画)のレッドカップキャンペーンに協賛しており、発売後に、WFPが2020年のノーベル平和賞を授賞しました。このニュースを聞いた時、喜びと驚きが湧き上がり、まさにセレンディピティ(※2)が起きたと実感できた瞬間でした。
そのWFPのロゴ入りの、このカートカン入り商品が、日本中のスーパーマーケット等の店頭で売場を席巻しつつあります。
さらに書籍第二弾「SDGsの正体」(PHP出版)は2020年11月に発売され、こちらもまた販売好調です。

 このように、SDGs、ESG関連商品がヒットを連発することができましたのも、日頃から、当社の全社員、あるいは取引先や関係者、さらには全国にわたる多くの講演会等で参加者の皆様に「SDGsはビジネスチャンスである」と広く啓蒙してきた賜物であると考えております。

 今後は、政府も掲げる次世代のキーワード、『カーボンニュートラル(※3)への道』の一端を担っていく商品の開発が、当社を含めた産業界全体の課題と考えております。当社は現在、早稲田大学理工学部のナノ・ライフ創新研究機構とアライアンス(産学連携)をして、実務レベルでの取り組みをスタートさせております。
今後は、こうした異業界との連携により開発可能となる、社会に貢献できる唯一無二の商品を、順次発売していくことになります。
大井川茶園に今後ともご期待下さい。

  • 【注】
  • ※1環境・社会・ガバナンスの意
  • ※2「予測していなかった偶然によってもたらされた幸運」あるいは「幸運な偶然を手に入れる力」の意
  • ※3CO2の排気量と吸収量が中立になる事

株式会社大井川茶園

代表取締役 会長兼社長

雪嶋 直通